April 01, 2005

Vol.1 酒を飲みながら詩を詠む♪流觴曲水の蘭亭散策

蘭亭 四葉蘭亭で『四葉のクローバー』発見♪


みなさん!お待たせしました!!
ブログタイトルも期間限定で思い切って変更しちゃいました(笑)
気合入れて今日から10日間、更新しますよーーー!!



Vol.1 酒を飲みながら詩を詠む♪流觴曲水の蘭亭散策
ところは浙江省の紹興市郊外(紹興酒で有名♪)にある『蘭亭』。
書聖・王羲之(おうぎし)が友人達と酒を酌みかわし、有名な蘭亭叙を書いたと言われる『蘭亭』 のご紹介です。


その前に・・・・。

人気ブログランキング☆頑張ってマス!!
クリックすると1票入ります。押してくれたらうれしいです☆


ありがとうございました(^_^*)


では、今度こそレッツゴー!!


まず、『蘭亭叙』って何?という方、簡単な記事(私の臨書作品)がこちらにあります。

蘭亭 鵞池 蘭亭 鵞鳥

ガチョウが気持ちよさそうに泳いでました。
このガチョウ、おいしそう・・・

オイオイ!!(一人つっこみ(寂))
「食用」ではなくて(^^;)王羲之(おうぎし)先生(中国・東晋時代の天才書道家)が行書の研究のために飼っていたそうです。ガチョウの首のあたりをよ〜く見てください。
筆をもつ時のひとさし指の形が、ガチョウの首のカーブに似てませんか?
行書の流れるような雰囲気をガチョウを見て研究したのでしょうね。




石碑には『鵞池(がち)』と彫ってありました。
これもまた、よーーーく見てください!
実はこれ、『鵞』は王羲之が書いたものですが、『池』は違います。
王羲之の息子、王献之(おうけんし)が書いたと言われています。

王献之は父である王羲之の書を熱心に勉強してたんです。
父に認めてもらいたい!きっとそう思っていたのでしょうね(多分・・・)。

パパ王羲之は『鵞』を書き終えたところで急用ができてその場を去りました。
そこで、息子の王献之くん、コッソリ『池』を書いちゃったんです。


見比べてみると『鵞』は繊細な感じで『池』は少々太いですよね。


蘭亭 太  蘭亭 太 蘭亭 練習










息子の王献之くんが『大』という字を練習していました。
何度も何度も練習して、よく書けたものをパパ王羲之に見せました。


献之(心の声):どうだ!これなら文句ないだろう!!(←私の勝手な解釈)


これを見たパパ王羲之は、「バランスが悪い」と言って点をつけました。


献之(心の声):ま〜〜じで??くっそー。完璧だと思ったのに・・・・(←これまた私の勝手な解釈)


さらにすごいのは、お母様!!
この『太』という字を見て、一言。


献之のお母様: この点がよく書けたわね(^^) 

献之(心の声): ガビーーーン!!点に負けた・・・。。。


王献之くん、まだまだ父・王羲之にはかなわないようです。

それにしても王羲之の奥様、観る目ありますよねーー!!
旦那様と息子の字を見分けるのは朝飯前のようです♪



ちなみに真ん中の写真、私も石の上に水で『太』と書いてみました。
足元にも及ばない・・・・(涙)
一番右の写真をみると、机と椅子のようなものの横に大きい瓶があるのわかりますか?
石の上に水で書いてお稽古できます。
天気がよいとすぐ乾くので何度でも書き直しができます♪


蘭亭 流觴曲水 澄翔 蘭亭 流觴曲水 全体


出血大サービス!!(イヤーン)
私の写真も載せちゃいます♪


ゴホン、失礼しました。


川の両脇に何やら座るところがたくさんありますね。
こちらは『蘭亭叙』の中にでてきますが、王羲之たちが流觴曲水の宴をした場所です。
曲水の宴は旧暦の3月3日に行われたそうですよ。

何をするかというと、モチロン!『宴』なだけに『飲み会』です(笑)!!

ただ飲むだけじゃ芸がない??そこに流れている川に杯を浮かべ、詩を読んで遊んでいました。
その様子を王羲之が書き記したものが『蘭亭叙』なんですね。
酒を呑んで、いぃ気分になった?王羲之先生はサラサラサラ〜と蘭亭叙を仕上げました。

でも、さすがに酒を呑みながら・・・っていうのはどうなの?と王羲之は思ったのか(どうかはわかりませんが(^^;)、後で何度も蘭亭叙を書き直しましたが、そのときに書いたものを超えるものができませんでした。だから蘭亭叙は誤字があって書き直したり脱字があって付け足したり、字の中心が曲がったりしてるんですよ。
でも『蘭亭叙』は行書の最高傑作品と言われているんです〜!


澄翔(心の声): 私も今度からお酒を呑みながら作品を書〜こぉっと♪

あなた: 王羲之って天才なんでしょ?
     呑めば上手く書けるなんて思ってません?
     無理、ムリ。やめとけば〜??

ワタシ: そうですね・・・(涙)




蘭亭 流觴曲水 イラスト 蘭亭 流觴曲水 王義之


このイラストのように曲水の宴をしていたようです。
左の写真は王羲之先生。
ハンサムなイケメン(死語?)っぽいですね(^_^*)ウフフ。












蘭亭 楮遂良
王羲之先生の書いた肉筆の蘭亭叙は、現存していないんです。
唐時代の太宗皇帝は王羲之ファンで蘭亭叙を無理やり手に入れて自分のお墓に一緒に埋葬させちゃったんです。でも、その前にたくさんの書道家にこの蘭亭叙を臨書させたんです。その1つが楮遂良の書いたコレです。






蘭亭 康熙帝 蘭亭 康熙帝 全体



コチラは4代皇帝の康熙帝(こうきてい)が書いた蘭亭叙。
石の重さは18トンもあるんですって!!
『一』という字が何度も出てくるのですが、この『一』がよろしくないと言われてるそうです。


『一』なんて、一番簡単だと思いません??
でも簡単な字ほど書くの難しいんですよね〜。。。


ちなみに、蘭亭叙は324文字ですが、その中に『之』という字が20回もでてきます。
王羲之は、この『之』という字1つひとつ、全て違うように書き分けています。
さすがに王羲之の名前に出てくるだけあって、『之』という字は上手です!





======
蘭亭は、みどころたくさんで楽しかったです(^^)

(注)ガイドさんの話と私の知識と資料を元に↑記事を書きました。
   もし『ソレ違うよ!』という部分がありましたら教えてくださいませ。
   すぐ訂正しますので・・・・。
   もっと細かい面白い話知ってるよ〜という先生がいらっしゃいましたら、
   コメント・トラックバックお待ちしていますm(_ _)m


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
人気ブログランキング☆頑張ってマス!!
クリックすると1票入ります。押してくれたらうれしいです☆


ありがとうございました(^_^*)

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

●一言コラム/中国浙江省の気候●

花粉症のワタシは、杉花粉から開放されるー!と大喜び♪
でも、着いた途端に鼻水がズルズル・・・。
もしやインフルエンザが治ってない??と心配になりましたが、
どうやらワタシだけではない様子。
なぜだー??

初日と最終日はピカピカの良い天気でしたが、中日はあいにくの天気。
通常は日本より数℃高いみたいですが、肌寒かったです。


そうそう、気候(キコウ)と言えば・・・
面白い話があります。vol.8でご紹介♪


ではこの辺で。

澄翔心の声:ふぅ〜。思ったよりボリューム満点。記事書くの大変だぁ(涙)
      10日間更新し続けることできるかなぁ・・・(ちょっと弱気になってきた・・・)

この記事へのトラックバックURL

http://app.blog.livedoor.jp/atorie_masumi/tb.cgi/17712218
この記事へのコメント
澄翔さんおはようございます。
中国の旅満喫されていらっしゃるようですね。
記事とても興味深く読ませていただきました。

どうぞお体に気をつけて思いっきり楽しんでいらして下さいね。更新楽しみにしていますがくれぐれも無理をなさらないように。。
ランキングは毎日応援していますよ!
Posted by わか at April 01, 2005 06:52
矢部さん、こんばんは^^

まずは、クリックしました。。

本当に、素晴らしい旅でしたね!
羨ましいです^^

矢部さんのブログはお手本って感じです。

追いつかないとは思いますが、
楽しみながら頑張りたいと思います。

これからもよろしくお願いします。

PS・・ 僕もタイトル変えました^^;

たまがわ たかのり。
Posted by 玉川 隆則 at April 01, 2005 21:45
澄翔さん、こんばんは。

TOMOです。

いいですねえ。
私も中国行った気分になります。

でも、前おっしゃっていたように、
画数が少ないほうが、バランスとるの、
むずかしいんですね。

でも、『点』のよさもわかる、
『一』の悪さが指摘される・・・

書の世界は、深いですね。

澄翔さんの『太』の点もいいのでは?

私は、『太』の点は、もうちょっと真ん中かなあ、
と思ったんですが・・・どうですか?
Posted by TOMO at April 02, 2005 01:26
たびたび TOMOです。

追伸:

石に水で書く、すばらしい発想ですね。

天気のいい日は気持ちいいでしょうね。
Posted by TOMO at April 02, 2005 01:27
TOMOさんへ。

いい質問ですね!!

>私は、『太』の点は、もうちょっと真ん中かなあ、
>と思ったんですが・・・どうですか?

斜めから写真を撮ってしまったので、わかりずらかったと思います、ごめんなさい。
それをご了承していただいた上で、よぉ〜く見てくださいね。


二画目の左払いが少し短めで三角目の右払いが少し長めに太く書かれています。
ですから、真ん中に点を打ってしまうと、ちょっと間抜けな感じになってしまうのですね。
(実際に書いてお見せできればわかりやすいんですが・・・)
二画目の左払いに近づけて点を書くことによって、「太」というひとつの文字の中でも“密”になる部分と“空間”が生まれるところができます。
それで「太」という字のバランスを保っているんですよ。
一画目が少し右上がりになっているところも、上手に見せるためのポイントですね。
Posted by 澄翔 at April 02, 2005 02:27
続きです。

「一」という字も、前後にくる字を考えて大きさ、太さ、長さ、抑揚を考えて書かないと、離れたところから全体を見たときに妙に目立ちすぎてしまったりしまうんです。

「、」も、ただポンと筆を置くだけでなくて、押さえて引いて止めて・・・という感じで1画の中で3画くらいの筆の動きがあるんですよ〜。


うーん。
理屈でわかっていてもなかなかそうできないんですよね。
簡単にマスターできたら書道教室はいりませんけどね(汗)
私も常に勉強です。
Posted by 澄翔 at April 02, 2005 02:28
わかさん、玉川さん。
コメントありがとうございました。
お気遣いの気持ち、とてもうれしいです。
ブログを書いててよかった〜と思う瞬間ですね!
これからも宜しく応援お願いします☆
Posted by 澄翔 at April 05, 2005 00:44